漢方薬と健康法(養生)

不安のストレスに確実に効く瞑想のやり方

近年多くのところで瞑想、マインドフルネスの重要性が謳われるようになってきました。

様々な瞑想の種類がありますが、今回は最も定番のテクニックとして使われている瞑想方法をご紹介します。

1.リラックスして座る

できるだけ静かな部屋を選び、照明は暗めにしてください。背筋を伸ばして座り、30〜40分にセットしたタイマーをスタートさせます。

2.深呼吸を3回する

鼻呼吸を三回して、鼻の穴に息が当たる感覚を確認します。鼻孔のフチか鼻の奥あたりが、意識を集中させるポイントになります。

3.呼吸に意識を向ける

この時、わざと呼吸を遅くしたり深い呼吸をしようと頑張る必要はありません。あくまで自然な呼吸を心がけることが重要です。

4.注意がそれたらゆっくり深呼吸を

呼吸に意識を戻す瞑想中に心配事や嫌な記憶が浮かんできたら、その度にゆっくり呼吸に意識を戻しましょう。人間の意識は一点に集中し続けられないように設計されているので、意識がそれても気にしないこと。意識を戻すたびに必ず集中力は増して行くので、淡々と呼吸に意識を戻しましょう。

タイマーが鳴るまでひたすらこの作業を繰り返してください。

非常に単純な方法なので「こんなことでメンタルが改善するのか?」と疑ってしまうかもしれません。
ただ継続することで確実に脳は変化していきます。瞑想がストレスに聞く理由は諸説ありますが、「受容するこころ」を育むのに役立つという理由が一つ挙げられます。
いろんな感情が浮かんでは呼吸を戻し、同じ思考を繰り返していると「どんな感情も時間が過ぎれば消えていく」という認識が生まれてくるのです。
さらに継続することで心に余裕が生まれ始めて、ネガティブな感情が出てきても、その感情に巻き込まれずに済むよう徐々に変わっていきます。

まずは2ヶ月継続をしてみてください。自然と受容のコツが掴めるようになってきます。