漢方薬と健康法(養生)

季節の変わり目に重要な「自律神経の整え方」について。

こんにちは、「漢方薬局 太陽堂 薬剤師の前原」です。

コロナウイルスのせいで不安やストレスが多くなってきている毎日だと思います。

もちろん不安にも漢方薬が効果が高いのですが、漢方薬を使わない養生法を今回はお伝えしていきますね~

自律神経が乱れると

最近では「自律神経失調症」など「自律神経」という言葉を良く効くようになってきていると思います。

この自律神経ですが、「交感神経」(活動時や緊張時に優位)と「副交感神経」(安静時やゆっくりしている時に優位)からなる神経です。

自律神経は、色んな臓器で活動している為ストレスなどにより自律神経が乱れるとさまざまな不調が現れます。

症状としても

・憂うつ、気分が重い
・悲しい、涙もろい
・イライラする

などの精神的症状以外にも

・食欲がない、体がだるい、疲れやすい
・頭痛・肩こり
・性欲がない

などの身体的症状が出る事も。

そんな自律神経に有効な養生法は

一番のお勧めは「日光浴」「朝のお味噌汁」です。

朝日が昇ってその光によって起きる事により自律神経が切り替わります。

私のお勧めとしては朝に10〜15分の散歩になり、日光浴も出来て自律神経の切り替えも出来るので良いですよ。

また朝から昼までには「お味噌汁」を取り入れると、約16時間後に「睡眠ホルモン」が作られ眠りにつきやすくなります。(お味噌汁を飲むことは自律神経のONとOFFの切り替えに役立つ。)

その他にも「気づいた時に深呼吸」をすると良いですね。

同じ姿勢でずーっといることはどうしても無意識的に疲れやお身体の水や血の流れを止めてしまうことになります。なので気づいた時に深呼吸、特に吐くのを意識しておこなうと良いですよ。

あとは肩回しをして見たりとか背伸びをして見たり、少し伸びをしてみたり。休憩中のちょっとした時間にやるのも良いかと思います。

漢方薬で「自律神経を整える」ことも出来ますが、まずは簡単な「日光浴」「深呼吸」「味噌活」からしてみて下さい。

「日光浴」「深呼吸」はタダですしね(笑)

もう少ししてみたいという方は気の巡りを整える食材にの「葉物野菜」「香りの高い香草」、あとは「柑橘類」のものを摂るのも良いですよ。

ぜひ実践してみて下さいね。